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佐山さん、更新、早っ！‥‥っつーかワタシが遅すぎですね。
あっという間に追いぬかれてます。
え～では過去ログに行ってしまった古い質問にからめて‥‥。
ワタシがこの仕事を始めて、かれこれもう２０年になろうとしています(あれ？もうなったのかな？よくわからないや)。
その間作った作品は大半が子供向けのアニメなんですね。自分に子供がいない時から作り続けてます。
お子さんのいる方はよく分かると思いますが、子供は正直です。
それはもう、場合によっては腹が立つくらいに正直です。オトナの都合なんか知ったことではないので、 今テレビを見ていたと思っても、他にちょっとでも面白そうなものがあるとすぐにそっちに意識が奪われます。
ですから、作る側としてとにかく考えなくてはいけないのは、いかに子供をテレビ画面に引きつけ、常に気を引くかという事。
お話を聞かせる時もそうですよね。どんなに「これはいいお話だから聞いてよ」と思っても、 我慢しながらは聞きません。気を引きながら面白くお話するしかないのです。それと同じ事なんですね。
そういう子供向けの演出的ノウハウに関して、最も参考になるメディアのひとつは人形劇です。 直接子供と接しながら楽しませる人形劇には、子供を飽きさせないノウハウが一杯つまってます。
などと言う事を考えながら作ってるのに、うちの子も３才までは、ワタシのつくるアニメより 『アンパンマン』でしたね。最近やっと『どれみ』とか見るようになりましたけど。 ほんと、正直なんだから‥‥(笑)。
＞「美少年に（を描くのに？）あこがれてこの世界へはいった ＞んです」と話す女性アニメーターの方々
実際に話をした人はもうやめちゃったんですが、そういう人は多分きっと多いと思います。 満足していただけていると嬉いですね。とりあえず、５話の万年の寝顔には、愛を感じました。
イベントは直接ファンの人達と会えるので、やはり楽しいです。
という訳で『キャラクターショー』も無事終わりました。 来てくださったファンの方も出演者の方もスタッフの方も、みなさんお疲れさまでした。
ワタシは今回はステージトークはなしで、サイン会のみでしたので、 トークショーは舞台裏でモニターで見てました。吉田さん鳥海さん櫻井さんの３人は、 飲み会の時もいつも息がぴったりの天然漫才状態なので、
そのノリがステージでもでれば楽しいステージになるだろうと思って見ていました。 いやぁまさに、期待通り、飲み会のノリのまんまでした(笑)。
佐山監督も、なんといいますか舞台度胸があるんですね。 なんの心配もない見事なトークでした。舞台裏で大笑いさせて頂きました。
吉田さんが今回のステージのために用意した “ステージ上生プリートショー(笑)”用のグッズを家に忘れてきたのが、残念でした。是非、見たかったなぁ。
サイン会は、もっと大勢の方にできればよかったのですが、 時間の都合でどうしても制限をしなくてはならないようでした。 せっかく来てくださったのに、参加できなかった方は本当にすみませんでした。
ＢＢＳのほうでも、“幕張に行く宣言”をしていた方が何人かいらっしゃったので、 実際にお目にかかるのを楽しみにしてました。 やはり時間制限があるせいでドンドン流れていってしまうので、
お話できないのが残念でしたが、何人かの方はお話できて嬉しかったです。 あと、風コスが見れるとは思っていなかったので、目の前に現れた時は超ビックリで嬉しかったです。
みなさんホントありがとうございました～。
サイン会は、参加される方もドキドキでしょうけれどワタシもドキドキです。 大事な本にワタシのヘタな字でサインなんかしていいのか‥‥という気がして‥‥。
実は最近サインを変えまして。アニメイトでの３巻のサイン会の時は「SATO」だけだったのですが、 今回からは「SATOJUN」にグレードアップしました(笑)。
あ～、またイベントやりたい。
『フルーツバスケット』というアニメが始まりました。
人気コミックのアニメ化という事で、サブＢＢＳの方を見ると、けっこうファンの人も多いみたいですね。
このアニメの監督をしている大地丙太郎(だいち あきたろう)さんは、ワタシのお友達の監督さんです。 ワタシが最初に大地さんの作品でハマったのは「すごいよマサルさん」というアニメでした。
かなりブッとんだギャグをかます作風なので、本人もさぞかしひょうきんな人だろうと思いきや、 話をしてみるととてもしっかりした考えの方で。 オトナとして子供にどう向き合うべきかとか、
そういう事までしっかり考えて作品を作っているんだというのが分かって、始めて話をしたときも印象的でした。
『フルーツバスケット（略して「フルバ」というんですね）』も、 きちんとファンの人達に向き合って作品作りをしているんだろうというのは、 ファンの方たち感想を読んでも分かります。
今回は音響監督も自分でやるというように聞いていたので、楽しみにしています。 ‥‥などと言いつつ、気がつかないうちに始まっていて２回も見逃してしまいました。とほほ。
ダメじゃん。＞自分
おかげさまで。
サントラvol.1の方がとても好評のようで、予定販売数をすでにオーバーしたようです。 これも、ＣＤショップを探し歩いてまでも購入してくださったみなさんのおかげです。
どうもありがとうございます～。って言うか、探し歩かせてしまってすみません(汗)。
サントラのブックレットにもちょっと書きましたが、 『プリーティア』では“少女マンガっぽい感じを出すための音楽の入れ方”にかなり気をつかいました。
マンガの場合“ここ一番の見せ場”では、例えば大ゴマとか見開きとかで盛り上げる事ができますが、 アニメの場合は各家庭のテレビのサイズがフレームのサイズなわけで(当たり前ですが)、
それを変えるわけにいきません。そこで、少女マンガっぽいムードを出すために、 普段音楽をいれないところで音楽を入れたり、あえて絵のイメージと違う音楽を入れたり逆にカットしたり、
また効果音をふっと消してみたりといろいろしている訳です。 例えば、アクションシーンで“アクションの音楽”でなく“切ない音楽” を入れている所などを思い出していただけると、よく分かると思います。
大森さんの音楽はメロディーがきれいなので、 セリフやシーンをしっかりとワタシのイメージ通りに彩ってくれました。
「このセリフのバックには、どうしてもこういう音楽をいれたい」と、 ダビング(←音を入れる作業のことですね)の現場で、ごねたりもしました‥‥。 そういう無茶な注文をきいて音楽を選んで絵の長さにあわせてくれるのが選曲という仕事です。
話は変わりますが“スタッフコーナー”で並んでいる選曲と効果音のふたりは、 昔『聖闘士○矢』という、 男の子向けアニメなのに美少年がたくさんでてきて女の子にも大人気だったテレビシリーズのコンビなのです。
これは狙ったわけではなく偶然に。
