毎年様々なユニークな作品を上映し、話題を呼んでいる東京国際ファンタスティック映画祭。 15回目を迎えた今年は「ヌーベルイマージュ/東京ファンタデジタルナイト」 なる深夜イベントが開催されました。
オールナイトイベントって、みんな来てくるのかしら…？ という心配もよそに開場前から、行列ができ当日券も完売、 挙げ句の果てに「お立ち見」まででる満員御礼状態。 「ズンゴイのら〜！」何故かまことちゃん口調になる私。 チラシを撒く手も思わずグワシッ！

なぜあたしが東京国際映画際で、深夜労働してるかって？ それは当社のOVA「太陽の船ソルビアンカ」が上映されるからなのです！ っていうよりは、 その応援ゲストとしてナマ王子こと加瀬さんがミニライブをするからなのですっ！！

まずはリハーサル、最新鋭の大型スクリーンをバックに音と映像をあわせてみる。 ナビゲーター役の野川さくらちゃんともここで「はじめまして！」 う〜ん。キュート

さすが立派な会場。音がイイ！加瀬さんのギターは今日もカッチョイイ。 ナマ王子の演奏がきけるのも今日が最後か。 思えばキャンペーンだなんだで、色々なところで弾いてもらったわねー。

ある時は新聞社、あるときは雑誌編集部、そしてまたある時はイベントで。 なーんてことを思いつつ最後は1000人のお客さんの前で演奏だなんて、 これって有終の美っていうの？！
演歌で言えば流しからはじめて、レコ大とったようなもんか？ いや、有線大賞の新人賞ってところ？ とどーでもよろしいことを考えている間に、 リハーサルもタイムアーップ！！

そして迎えた本番！あたしはカメラマンに早変わり。 プレスの方々に紛れて最前列でシャッターをきりまくる。 気分はもう「キャパって呼んで！」な、割にはあんまり素敵な写真ではなくてごめんなさい。

本番前、ずーっとセリフを練習していたさくらちゃん、「がんばってぇ〜!! 緊張しなくていいのよぉぉ!!」
そしてナマ王子登場！「今日もばっちりキマってますよ！そのズラ！」 と、ステージ上の2人にグッ！（親指をたてる）サインを送る。（心の中でのみ）

そしていよいよナマ王子のミニライブがスタート！
フライングＶでハードロックの名曲を立て続けに弾きはじめました。 バックの最新鋭巨大スクリーンには課長王子の今までの名場面が写しだされ、 きゃー、ステキ。

いやぁ、しかし何度聴いてもナマ王子の演奏は、本当にカッコイイ。 深夜イベントだったので、ちょ〜っと眠くなってきていたお客さんもビックリ。
「眠いなんて言わせないわよ〜ん！」
まさか映画観に来てハードロックのライブを観るとは…。 知らずに来たお客さんはキョトンとしつつもお構い無しに、弾きまくる王子。 渋谷パンテオンは一転、ナマ王子の独壇場と化しました。

一時はアドリブでステージを降りて、客席で演奏したりもしたナマ王子。 さすが加瀬さんて度胸あるぅ！ と思っているうちにミニライブも終了。 恒例の名刺配りをしつつ退場する王子。さすがサラリーマン。小ネタも忘れない。
それが出世の秘訣なのか？「気配りのすすめ」（なつかし〜）でも読むか。 なーんつってな

その後、ステージでは「ソルビアンカ」の監督の越智博之氏、 ３ＤＣＧワークの志村聡氏、デジタルディレクターのあおき武氏を迎えての トークショウが展開され、いよいよ「ソルビアンカ」の上映となりました。
「よっしゃ、こっちもバッチリ写真とったるで！」 と再びカメラを構える私。 が、しかしフイルム終ってる…。 課長王子でフィルムを使いすぎちゃったのねっ。てへっ!
やっぱり大スクリーンで観る「ソルビアンカ」は大迫力でした。 しかも２話上映されたのですが、第2話の方は発売前だったので、 楽しんでいただけたのではないかと思います。

ナマ王子が稼動するイベントはこれが恐らく最後になってしまいますが、 加瀬さんには本当に頑張っていただきました。 この場をかりて、ご挨拶です。
またこんな素敵なイベントができるといいですね。