今、そこにいる僕
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[ ログNo.739〜No.748 ]

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(No.739) MINE 題名:おいらも(゜o゜) 投稿日 : 1999年11月23日<火>05時56分
おいらも エヴァって現実主義を貫いたとは思えませんげ(゜o゜)。

とくに、利己的に働いている連中が自分の理想を目指していた そうある主 (偏った自分だけの)理想主義に走っているのも描かれていましたし。 精神的な いや 心情の動きとしては まあリアルに書いているところはありましたね(^_^)。 あの作品も簡単には語れるものではないですが、 おいらの中の好きなアニメ、嫌いなアニメがエヴァです。 まあ おもにきらいな部類にも入ったのは激情版2期目?なんですけど(^_^)。  たーだし、 討議させてくれる機会を与えてくれてとしては良い作品だと思います(^_^)

まあまあ  みなさん 落ち着いて(T_T) って おいらが言うべきじゃないですなう がびーん(T_T)/
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(No.740) MINE 題名:(゜o゜)あ 投稿日 : 1999年11月23日<火>06時05分
>剥離ではなくて乖離の

 天野さんありがとうございます(^_^)m(__)m なんかそですね(^_^) 雪吹雪マスターさんのがそうだったんで 探してました(^_^)/
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(No.741) 天野 題名:確かに現実離れしたアニメでしたが 投稿日 : 1999年11月23日<火>06時19分
>MINEさん
>おいらも エヴァって現実主義を貫いたとは思えませんげ(゜o゜)。

それはあれです、一般的な理想主義の楽観論が無いと言う意味での現実主義です。
確かに現実離れしたアニメでしたが、根底にあるのは庵野監督の達観した現実主義だと思います。
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(No.742) NASTY@しばらく外出してたらえらい事に 題名:兵士のよりどころ 投稿日 : 1999年11月23日<火>06時28分
殺された兵士の行為の正当性については、結局ヘリウッドという閉鎖空間をどう捉えるかが焦点となるように思います。
世界の内のれっきとした一国家、つまり現在の地球上での北朝鮮、イラク、ユーゴなどのように国家として認められた存在であるのか。
それとも日本におけるオウムなどのような、ハムド教ともいえるカルト組織であるのか。

あくまで国家として扱うのであればハムド様の命令によって行動した以上、国家という政体そのものが兵士の行為の正当性を担保するわけです。
その共同体内でのルール(つまりヘリウッドの場合であればハムド様の命令)に従わないのは犯罪であり、従わない者は犯罪者として今回(及び次回)のシュウ君のような目に遇わされてしまう訳です。

しかしハムド様は国王を名乗ってはいますがあのヘリウッド自体を国家として見なすのは多分に無理があります。
こじつければ幾らでも言えるでしょうが、人間としての日々の営みを国民に与えてこそ国家の存在意義があるのではないでしょうか?
この点、北朝鮮などはまだ家族という形をとって生活できる以上国家と認めざるを得ないでしょうし、家族という繋がりを無理やり断ちきらせて組織への求心を図るオウムやライフスペースなどはカルト集団に過ぎないと言えるでしょう。
ましてやゼントラーディでもあるまいし、国民の全員もしくは殆どが兵士だ等というのは地球人類の後裔である以上現在の世界を見回す限り有り得ない話です。
現にヘリウッド以外の人々は今回を見る限りさほど我々と異なる常識・社会基準を持っているとは思えません。
ヘリウッドはあくまで"50億年後の世界"という国の中のハムド教という教えに洗脳されたカルト集団に過ぎないと考えます。
この場合の兵士の行為はなんら正当性は認められません。
ヘリウッドという矮小な共同体よりももっと大きな"50億年後の世界"という共同体(この表現が正しいのか?)のルールに従っていないからです。
勿論ヘリウッド内限定のルールにおいてはハムド様に従わない以上処罰を受けます。
それを逃れる為のレイプという行為であった訳で、緊急避難という表現はむしろ彼の方に認められるべきでしょう。

サラの行為に関して言えばあの世界(ヘリウッド以外)においても彼女の判断・行為は正当なものだと思われますが?
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(No.743) 光晶紙 題名:6話 投稿日 : 1999年11月23日<火>06時57分
アベリアさん、人選を誤ったようです。サラを兵士に、シュウを慰安に使うべきでした(笑)
サラ、気持ちは分かるが、装備一式は持っていった方がよい。ヘリウッドの軍服は、余所ではまづいのかも知れないが。
ナブカ、シュウをどう扱うのか。ヘリウッド内で脱走したなら自分のせいにはならないと言うことか?

さて今回も相変わらず「徴用部隊の非道さ」には触れられず、サラ談義のようですね。
私の意見としてはTomokiさんの投稿にあるように、「兵士が『何もせずにサラを帰す』という選択を取らなかった」以上、サラには「兵士を殺して自分の尊厳を護る」という『選択』しかなくなる上、それは同時にサラの『義務」ともなります。
これは現代社会でも「法」「倫理」いづれにも反しない行為です。
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(No.744) 天野 題名:相互理解 投稿日 : 1999年11月23日<火>06時59分
>Tomokiさん
> 天野さん、まあお互いわかりあえた様でよかったです。

どうもです。
前に久城さんとも議論になった事がありましたが、議論を深めて行くと結局言いたい事はそう違わないという事が判ったものです。

> まあ大筋僕もそう思います。ただユーゴ(セルビア共和国ではなくユーゴ連邦に
>対して空爆は行われました。当然セルビア人のナショナリズムと直接には無関係の
>モンテネグロ共和国も爆撃の対象になっています)

ん〜そうなんですか?モンテネグロ共和国はセルビアの行動に批判的でミロシェビッチ批判を紛争中にも繰り返していたし、空爆があったとしてもそれはモンテネグロ領内のセルビア軍では?

>空爆は懲罰ではなくあくまでアルバニア人が難民として流出する間ユーゴ連邦軍に
>よるポグロムを防ぐための抑止攻撃の色合いが濃かったので懲罰戦争とは少し違います。

建前上はそうですが、あのライフラインを直撃する執拗な空爆はセルビア国民のミロシェビッチへの信頼と自信を失わせる狙いが多分に会った事でしょう。その目論見は概ね成功を収め、セルビアの反ミロシェビッチ派もモンテネグロも自信を深めた様子です。
また、先に言った懲罰戦争はコソボとは別の話です。例えば湾岸戦争や(私は湾岸戦争には諸手を上げて賛同はしませんが)、ポルポト派の支配するカンボジアを攻撃するような(ベトナムのカンボジア侵攻が正当な懲罰戦争か否かは別です)戦争の事です。

> 懲罰戦争と言うものにがあるとしたらやっぱり僕は反対するでえしょう。理由は
>簡単です。相手が罪を侵してから更に罰を与える、つまり殺戮を行うことは彼我双
>方に無用の死者を出すことに他ならないからです。

私が懲罰戦争を場合によっては擁護するとしたのは、ある国家において人道に対する罪が政府の承認の下に当然の如く横行していたり、ある国家が他の国家を侵略し国連安保理が何もしない間に併合してしまった場合には、懲罰戦争もやむ無しとなる場合もあると考えるからです(私に言わせれば、経済封鎖も立派な戦争行為です。イラクにおける経済封鎖は非人道的の域に達しています)。

続く

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(No.745) 天野 題名:相互理解2 投稿日 : 1999年11月23日<火>07時00分
続き

>Tomokiさん
> 更に言っておくとコソヴォ州は明らかにセルビア人のものです。なぜならセルビア
>人の文化はまさにコソヴォで培われたもので

その論法はイスラエルのユダヤ人にも当て嵌まるかも知れません。彼等の強固な精神文化はカナンの地がその拠り所であり、そこは神からユダヤ人に与えられた、彼等にとっては全く正当な所有地です。
しかし現状を考える必要があります。ユダヤ人がディアスポラしていた長い間に、カナンにはアラブ人などが住みつきました。彼等にもそこに住む権利がある(あった)筈です。
ご承知のように、現ユーゴスラビアは、セルビア共和国、モンテネグロ共和国、コソボ自治州、ボイボディナ自治州の四つに分かれています。コソボにはアルバニア系住民が多く住み、そのコソボの人間の多数が独立を求めたとしたら、彼等にもその権利はあります。特に、連邦の中心国であるセルビアが彼等を暴力を持って迫害していたなら尚更です。コソボ自治州の自治権を一方的に剥奪し激烈な迫害を始めたのはセルビアですから、火に油を注いでコソボ独立派を燃えさせたのはセルビアの責任です。

> ただ現実主義を貫くならサラは脱出を敢行して、しかし途中で失敗して
>とんでもない目にあわされて殺されただろうし、現にナブカの仲間で逃げ
>出した者は全員失敗して殺されているし、ヘリウッドの事をほとんど知ら
>ない彼女が逃げ出した時点で御都合主義もいいとこだと思いましたが。

まあ確かにそれは言えるかもしれません。サラがヘリウッドから逃げて走っている場面で上から監視していた兵士がいましたが、何故彼はサラを見過ごしたのか?

> シュウにしてもとてもあんな反抗的な態度で生き延びてるのは奇跡みた
>いなものでナブカの苦労が忍ばれます。

ナブカも可哀想に。
シュウは処世術を全然知らないようで、あれで理想を実現するまで生きていられたら全く奇跡ですな。
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(No.746) MINE 題名:天野さん 投稿日 : 1999年11月23日<火>07時25分
ああ なるほどー そいう事でしたか(^_^) まあ 「主義」なのかはちょと疑問に感じますが(^_^)
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(No.747) MINE 題名:あのう(T_T) 投稿日 : 1999年11月23日<火>07時32分
光晶紙さんへ

>「徴用部隊の非道さ」には触れられず

 まったくってわけではないんですが(T_T)/  でも なんか 集中しているのはたしかですね。 当初は徴用のほうが平均的に多くとりあげられてましたげ(^_^)

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 ああ ナプカかわいそう 帰る村も残された知人(村民)もいないだろうに(T_T)  (前述参照)
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(No.748) 天野 題名:現実世界に見る戦闘国家(ヘリウッドのモデル) 投稿日 : 1999年11月23日<火>07時44分
>NASTYさん
>家族という繋がりを無理やり断ちきらせて組織への求心を図るオウムやライフスペースなどはカルト集団に過ぎないと言えるでしょう。

数あるキリスト教系の宗教団体の中にも、一般的な家族という集団はつくらず全員が全員の家族という考え方でいる所も多いようで(初期キリスト教もそうだったのでは?)、家族制度があるからまともで、無いから危険なカルト集団という分類は必ずしも適当では無いと思います。

最近の国家の例では、ポルポト派政権下のカンボジアは家族制度を否定しました。まああれは非人道的行為の見本のような国家でしたが、それでも国家としての要件を満たすらしく、ポルポト派政権下での残虐行為の責任は命令を下した人間に集約されているようですね。その線で行けばヘリウッドも国家としての要件を満たしており、国家指導部が下した命令の責任は末端の兵士ではなく命令権者に帰するという事になるでしょうか。

>ましてやゼントラーディでもあるまいし、国民の全員もしくは殆どが兵士だ等というのは地球人類の後裔である以上現在の世界を見回す限り有り得ない話です。

沈黙の艦隊がそうでしたね(現実世界では無いですが!)。
あれは男しかいない、正に「男所帯は気楽なものさ」的「戦闘国家」で、ヘリウッドよりも極端な世界でした。

あと、原始社会や、有史以後でも遊牧民などの収奪民族は(「日本人とユダヤ人」によると、遊牧騎馬民族は当然の生業として農耕民族を殺戮し収奪し、売ったり働かせたりする為に子供をさらい、女性をさらって家畜同様に子供を産ませる、などなど。万里の長城はこうした遊牧騎馬民族への恐怖心から造られたとか。ユーラシアの遊牧騎馬民族はヨーロッパにまでその猛威を振るったとも言います。フン族がその代表となりますか。(随分前に読んだので事実と違う事や本に書いている事と違う事を言ってるかもしれませんが、その場合は「日本人とユダヤ人」には罪はありません。近いうちに「日本人とユダヤ人」を買って読み直します))、男は皆戦闘員なのでは?身体的な問題で戦えないという人間もいたかもしれませんが、戦える男が戦争に参加しないということがあったんでしょうか?

このような次第で、ヘリウッドのモデルは現実世界の遊牧騎馬民族だと思います。領土を持たないから国家とは呼べないかも知れませんが、言い換えれば彼等の勢力範囲は全部彼等の「領土」で、政体と国民が領域内を移動して「機が熟する」、つまりその領域内の農耕民族が収穫期を迎えるのを待っている訳です。
ヘリウッドの場合はあの移動要塞都市が領土だと言えますね。

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