スーパードールリカちゃんキャラクター

香山リカ/カヤマ リカ
(9歳・小学校3年生)

●「テレジア学園」にかよう小学校3年生。

音楽家の父とデザイナーの母を持ち、恵まれた環境で育つ。

両親から受けた、かわいらしい容姿と、祖母譲りの気品。黙って座っていれば、歴然としたお嬢様なのだが、現代っ子なのでやっぱり元気が有り余った好奇心のかたまり。

●真実の姿は、「人形の国」ドールランドの未来の女王。

生まれたときにドールランドに内紛が起きたため、彼女は七重の手で密かに国から連れ出され、大司浦の町に来た。リカは自分の正体を知らないまま、人間として暮らしているのだ。自分を狙ったさまざまな事件に巻き込まれる内に、衝撃の過去を知ってゆくことになる。

3体の守護人形

●ドールランドの王家を支え、人形たちの生涯を守っていると信じられている。3体の守護人形が仕えるのは、「王」の器を持つものだけ。

王家に伝えられている「コーリングリング」に呪文を唱えることによって、守護神を呼び出すことができる。守護神は、人形から様々に姿を変えてリカを守る。

ドール・リカ 「智」を司る。理性、血筋、知性、品性、すべてに通じる3体の中でも一番重要なもの。

ドール・イサム 「勇気」を司る。

ドール・イズミ 「生命」を司る。

七重/ナナエ(年齢不詳・60歳くらい)
●リカの祖母。ドールランドを八重と二人で治めている。
女王後継者(娘)の織江が、人間の男性(ピエール)との間に子供(リカ)をもうけたことをきっかけに、八重と対立。
七重は人間と人形の共存を主張し、娘を支援する。
結果、反対派の八重のクーデターによって国を追われる立場に。織江、リカ、3体の守護人形を連れ、七重は人間界=大司浦に亡命することになる。
●人間界では、家事全般、マナー、雑学何でもござれの品のいいおばあちゃん。
3体の守護人形をトランクの中に忍ばせていて、リカが危機に瀕したときは、コーリングリングの魔法でドールリカを呼び覚まし、助けてくれる。

八重/ヤエ(年齢不詳・60歳くらい)
●リカの祖母。ドールランドを七重と二人で治めている。
七重と対立。
八重は人間との共存を断固拒絶しており、クーデターで七重を追放したものの、リカと3体の守護人形も連れて行かれてしまったのでその行方を追っている。
人間の血が入ってるとはいえ、孫のリカにドールランドの王位を継がせたいと思っているのだ。

織江/オリエ(?歳)
●リカの母。ドールランドの時期女王だったが、人間の男性と恋に落ちてしまったので皇位を剥奪されている。
●七重と共に人間界に亡命した。
人間界では、ファッションデザイナーとして活動しているリカのステキなおかあさん。

ピエール(?歳)
●リカの父。フランス人のハーフ。独特なオルゴール音楽を作り、世界に広めている。
●オルゴールに乗っている人形などもとても大切にしていたことから、人間の姿になった織江と出会い、恋をした。

麻樹山 累/アサギヤマ ルイ(18歳・大学1年)
●七重たちに血を吹き込んでくれた人形作家の知り合いの紹介で、香山家の離れに引っ越して来た青年。
●実は、七重たちを作った人形作家(人形世界の存在を知る人物)の孫。
累は今は亡き祖父の残した古い文献を読んでいるうちにドールランドのことを知り、そして今現在のドールランドを案じながら亡くなった祖父の希望で、リカ達の手助けをしにきたのだ。
特別何かの力をもっている訳ではないが、人間代表として力になりたいと思っている。そのことは、まだ七重も八重も知らない。
●生活は普通の大学生。探偵を目指しているが、どこか抜けているためよくドジをふむ。
●リカにとっては「背が高くてサラサラの髪で……気取ってなくてとにかくカッコイイ!」アコガレの人だ。

累の祖父(故)
●七重たちを作った人形作家。彼の人形は丹精込めて作られるので、人間の姿になる力を持つものもあったのだ。
生前、七重と親交があった。そのため、ドールランドの内紛を案じながら亡くなっていったという。

 

高林 大/タカバヤシ ダイ(9歳・小学校3年生)
●リカの親友。チャキチャキ下町の悪ガキ代表で、町でも有名な大家族高林家の三男坊。
とにかく大家族の中で揉まれているので、少々のことではへこたれない。
多少乱雑で口は悪いが、家族構成のおかげで自分より弱いものは決して手を挙げない、正義感の強いところがある。
●リカにほのかな想いを抱いているが、うまく伝えられなくて結局のところ親友止り。累というライバルが現れて、慌てている。

(c) 1998 TAKARA/AEON/GENCO/テレビ東京/電通/「スーパードール・りかちゃん」制作委員会

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