「今から1時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法があります、それは生贄を捧げることです――」
土橋真二郎のヒット小説「生贄のジレンマ」(メディアワークス文庫)が、監督:金子修介(『DEATH NOTE デスノート』シリーズ)、脚本:小林弘利(『L change the WorLd』)、プロデュース:柴田一成(『リアル鬼ごっこ』シリーズ)という強力クリエイター陣によって遂に映画化! 卒業を間近に控えた高校生たちに仕掛けられた≪冷酷なゲーム≫。それは生贄を捧げなければ全員死亡するという究極のサバイバル・ゲームだった。 友情、愛情、疑心暗鬼、裏切り、自己犠牲、偽善といったあらゆる感情が渦巻き、恐怖の中でひとりまたひとりと仲間たちが減ってゆく。そして最後にゲームをクリアした者を待ち受けているものとは―?

キャストは、須賀健太(『ALWAYS 三丁目の夕日』『釣りキチ三平』)と竹富聖花(『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』『ゆめのかよいじ』)がダブル主演を務め、他人のために自分を犠牲に出来るか、好きな人のために死ねるかという究極の選択を迫られた主人公とヒロインを熱演! さらに、木ノ本嶺浩(『メサイア』「仮面ライダーW」)、山本ひかる(『ビターコーヒーライフ』「仮面ライダーW」)そして、菅野莉央(『悪の教典』「ゴーイング マイ ホーム」)といったフレッシュな面々が、命がけのゲームに翻弄される登場人物たちを巧みに演じている。 映画『生贄のジレンマ』は、今夏、7月にユナイテッドシネマ豊洲にて劇場公開を予定している。

高校卒業式の朝。篠原純一(須賀健太)が数週間ぶりに登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室にはクラスメイト全員が揃っていた。やがて校内放送で不可解なメッセージが告げられる。「今から1時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法があります、それは生贄を捧げることです――」 篠原と同級の鈴木理香(竹富聖花)をはじめ、最初はタチの悪いイタズラだと半信半疑だった生徒たちも、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であることを知り……。

<ジレンマゲーム>基本ルール
●タイムリミットまでにクラスからひとり“生贄”を捧げなければ、全員死亡。
●“生贄”は“校庭の穴”に飛び込んで身を捧げること。
●“生贄”志願者がいない場合はクラス投票で選べ。投票がないクラスは全員死亡。
●敷地内の赤い線(レッドライン)を越えたものは死亡。
●指定の腕時計を装着しない、または破壊、他人のものを使用したものは死亡。

ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント