あらすじ
1988年、心霊研究家の小田島(荒川良々)はオカルト番組で共演した新人タレント、はるか(黒島結菜)が経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女子高生の聖美(里々佳)は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れることに。6年後、ソーシャルワーカーの有安(倉科カナ)は虐待されている子どもを救おうと、必死の行動を起こす。まったく接点のなかった彼らは一軒の家を中心に引き寄せられていく。彼らを呪いの連鎖で結び付けたその家の恐るべき真実とは!?
第1話:行ってはいけない家
心霊研究家の小田島泰男は、若い女性タレント・はるかから部屋で奇妙な足音がするという話を聞く。そして彼女から、足音を録音したテープが送られてくる。
第2話:墜ちていくふたり
猫屋敷での出来事の後、聖美と、彼女を陥れた生徒たちの運命が狂い始める。はるかは哲也の母親・道子から、母子ともに霊能力があることを聞かされる。
第3話:窓辺にいた女
母となり、息子と雄大と3人で暮らしている聖美。どん底の生活の中で、白い服の女の幽霊を見続ける。哲也の夢を見たはるかは、彼の母に会いに行く。
第4話:連鎖する呪い
呪いの家の所在地を探し続ける小田島は、幼女連続殺人事件の犯人Mに会いに行く。そんな中、妊娠中の妻が夫に殺されるという凄惨な事件が起こる。
第5話:忘れていた記憶
小田島は、自らの過去が呪いの家と深く関わっていたことを悟り、刑事に頼んで家の中に入れてもらう。そこで聖美の幻を見た彼は、彼女を捜し始める。
第6話:屋根裏にいたもの
呪いの家に出産を控えた夫婦が越してくるが、そこで恐ろしい霊視体験をすることに。答えを模索する小田島は、はるかと道子と共に、呪いの家を訪れる。