今、そこにいる僕
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(No.1689) NASTY@ココも寂しくなったねー 題名:再評価1・タブールその壱 投稿日 : 2000年2月04日<金>01時22分
今更ですが今僕放映終了から月も替り皆さんもいい加減最終回の興奮も醒めて冷静に作品としての評価も下せるようになったかと思うんですが、ココらで一場面一行為にのみスポットのあたっていたキャラクターの人物そのものの再評価を行ってみようかと思います。

まずはタブール。
最終話での凶弾一発で彼の評価は決定的になってしまった感もありますが、それに追い討ちをかけるように製作者側でも彼の末路をえらく惨めな形で描いています。

そう言ったネガティブな評価が大勢を占める中、toshi-ykさん、水城瑞穂さん、TAKEMOTOさんなどはタブールの(あくまでタブールの主観においてですが)行動を肯定されていた事は注目に値するでしょう。

>TAKEMOTOさん
#1400
>彼にはナブカ以上にいるところがなかった。
>だからそこにいるしかなかった。

>toshi-ykさん
#1453
>彼は僕が考えていたよりずっとヘリウッドとの心理的距離がとれていたようです。
>割りきって成り上がりを目指す彼からすると、村に帰るためなんて彼が絶ち切った
>(また、もうかなわないことを知っていた)目的のためにヘリウッドの大人たちに
>対して従順に振る舞い、「優等生」していた彼に我慢がならなかった、と。

#1475
>ナブカもタブールも一人で考えを重ね、最終的にはタブールはナブカから最も
>遠い場所に自分の位置を定め、ナブカはその彼に真相を教えられると共に
>堕ちた偶像として致命傷を与えられて、初めてヘリウッドに対抗した。

>水城瑞穂さん
#1651
>タブールはタブールで、戦闘の技術にはナブカに劣っていたというコンプレックスを
>当初から抱いていて、いつかはナブカより強くなってみせるという考えで生きて
>いたのだろう。
>そのナブカが、すっかり落ち込んでしまう姿を見て、もはや自分の力をより高めて
>くれる「ライバル」ではないナブカの利用価値がないと見限って、タブールは
>殺したのだろう(ナブカを立ち直らせるという、考えはこれっぽちもタブールには
>ない・・・)。
>信じている「ゴール」というのが違っていたというのも、ナブカにとっては、
>「仲間」と思い込んでいたタブールの裏切りも残酷だ。

大半の方がナブカとの心理的距離に言及されておりその面でナブカより大人(けして肯定的な意味合いではないが)であったと述べている。
あくまで故郷へ帰ると言うその後のビジョンも何も無いナブカに対し、ヘリウッド内のヒエラルキーにおいて上を目指すという現実的な視点を持っていたタブール。
現実問題として最終的にはハムド様に取って代わり世界に君臨するという(実際にはおそらく不可能ながらも彼自身にはそれに気付き様も無い)野望まで秘めていた彼ですが、実際ナブカが彼と同じ(帰るべき故郷は既に無いという)情報を得ていた場合彼の如く「そこ」に順応出来ていたかは疑問です。
おそらく希望を失い生気無く任務を果たすだけのロボットの様になっていたと思われます。
脱走と言う手段も考えられますが過去に(同郷の)脱走者を自ら処刑した経験を持つ彼がそこまで踏み切れていたかは疑問です。
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(No.1690) NASTY@レスあれば良いけど 題名:再評価1・タブールその弐 投稿日 : 2000年2月04日<金>01時23分
続きです。
つまり、シュウというあの世界にとってのイレギュラーが介入しなかった場合、ナブカが故郷を永遠に失った事を悟るのはああいった世界にとっての転換点ではなくただの日常においてなので、おそらくタブール自身が彼に銃を向ける事も無かったでしょうし目的意識を持って任務に励むタブールはおそらくヘリウッドの支配者とまでは行かなくとも高級士官くらいには出世出来ていたと思われます。
TAKEMOTOさんの述べておられるようにタブール自身の「そこ」はヘリウッドであったのです。
地球の運命を考える程の余裕の無い一兵士の思考としては至極真っ当であったのだと思います。
これは何もタブールのみに言える事ではなくナブカ、ブゥ、あるいはカザムと言った「特異な思想を持った」兵士を除いた兵士達のごく一般的な思考では無いかと思われます。
つまりヘリウッド内においては(シュウに同調する)ナブカ達こそが異端であり、アンチテーゼであるというそれを描く為にタブールと言うキャラはいたのだと思います。

しかし彼の末路は御覧の通りでした。
彼に敢えてナブカを撃たせ悪役にしてまで死なせる(しかもスゲェカッコ悪い)必要があったのか?
彼自身は個人レベルで好かん奴だったかも知れないが感情論を抜きにして、ヘリウッドが墜ち、ハムド様は死に、拠って立つ足場を無くした彼の姿を、故郷への帰還と言う(ヘリウッドに連行されて以降の)半生の目的と、タブールとシュウを除けば最も親近感を持っていたブゥを失ったナブカとの対比で描いて欲しかったと思うのは欲張り過ぎであろうか?

次回は未定です。
誰かオレがこのキャラについて語ってやると言うのでもOK。
エランバ、シスあたり誰かやってくれませんかね?
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(No.1691) ワタリナベ 題名:話の腰を折ります 投稿日 : 2000年2月04日<金>12時51分
ごめんなさい 話の腰を折りますが
タブールってあの時 水に飲まれて死んだ(?)んですよね
それってあの中にいた人は全員が危険だったってことだよね
これってみんな気にならないのかなぁ
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(No.1692) NASTY@理屈屋 題名:ああっ、折られたっ!(笑) 投稿日 : 2000年2月04日<金>20時17分
ん〜、大自然の不作為という事で逆にあそこでサラ達だけが(ララ・ルゥの力で)意図的に守られたらそれはそれで不自然だと思うんですよ。

現にザリバースでは守ってたじゃないかって意見もあるでしょうけど、アレは元々地下にあった水を噴出させただけでまだ無から水を産み出す(中盤のヘリウッド脱出時とか最終話)よりはララ・ルゥ自身の負担は小さかったのではないかと。

一方、先だって例に挙げた二つの例ではララ・ルゥの負担は物凄く大きかったんじゃないでしょうか?
どちらも意図して水流を操ってた描写も無かったし、あの後のララ・ルゥの消耗ぶり(最終話では消えてしまったくらい)を見ればあれ以上ララ・ルゥには余裕が無かったと考えられます。

にも関わらずあんな真似をして!とか言われそうですがあの事態を収束させる為にはあの決断はやむを得なかったのでは無いかと思います。

うーんちょっと弱いかな?
もうちょっと考えます。
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(No.1693) toshi-yk 題名:期待に沿えず 投稿日 : 2000年2月04日<金>23時29分
 NASTYさんはシスかエランバをお望みのようですが、この二人は難しい。月並みですが、もう一度サラを。

 僕が今サラについて考えるときに気になるのは、何故製作者はサラはシュウと同様に現代から来た者としたのか、という点です。例えばサラがナブカその他のようにあくまで未来世界の中のどこかから連れてこられた身なら、その後の経験が全く同じでも、様々な方が指摘した彼女の最後の二つの選択「産む、残る」への違和感は軽減できたのではと思われます。「産む」は彼女がもともと戦乱の世界の人間なら、全てを許すのではないにせよ和解の一環として子供を祝福するのがより理解しやすい(子供を何らかの目的の象徴とするのには個人的には違和感を持ちますが。サラの場合はそうした意味での説得力が希薄だったから逆に受け入れやすかった)、「残る」については当然だから違和感が発生しません。物語を安定した収束に導くのには、こちらの方がずっと好都合に思えます。なぜこうしたメリットを差し置いても、サラは現代から来なければならなかったのか。

 とりあえず一つだけ。様々な方が指摘したことですがシュウとの対比でしょう。僕も以前何度か書いたのですが、サラは性別だけでなく来た動機や行動がことごとくシュウと反対です。最後にシュウは実力行使に出てサラは子供を守り、シュウは帰りサラは残ったところまで。「サラを主人公としてみている」という方まで居られたように、製作者はサラを前に記したような物語をよりよい安定に導く触媒としてよりも、シュウと対比をなす相対的に独立した存在としての側面を優先したのだと思っています。たとえそうしたことでサラの選択に一面で無理が生じても。僕としては、サラに限らず、ハムド、ナブカを始めとして、他の登場人物が主人公に従属し切っていないのが「今僕」の印象的な部分です。まあこれはシュウのセリフの説得力の弱さ(僕はこの描写を肯定しますが)によるところも大きいし、NASTYさんのいう行間に勝手に思い入れてるだけなのかもしれませんが。ただその結果残ったのがよそ者二人という結末には、違和感を覚えたのも事実ですが。うーん、何か不十分だし一人問題作成解答の感がありますが御容赦を。

 ついでにタブール・・・。彼はハムドと比べてみても面白いのではと思います。力押しとコインの表裏の猜疑の中でどんどん壊れていったハムドと、同じ状況の中で少しずつ自分の行く末を定めていったタブール。軍事国家の中での自己崩壊と自己形成。ララ・ルゥの洪水に関しては、NASTYさんの意見にほぼ同感です。ただ、あの「洪水」は、一方ではララ・ルゥの力があくまで恣意的なコントロールの困難な自然の力なのだという点で説得的でもあり、他方では非人間的要素に話の帰趨の重要な部分を委ねてしまったなあという溜息をもたらすものでもあり。
 次には、僕なりに今僕の女性差別的(と僕が一面では感じる)要素への考えを書き込みたいのですが、これが難しい。あとバカ話のストックがもう一個あるのですが、長めだし今書き込むのはまずいかなあと出し惜しみしています。

*********
>佐藤さん
>異なる言語だと,言語的な能力の問題がまず第一の難関として立ちふさがっているので,
>個々の持つ世界の違いというよりは能力的な問題しか見えてこない。

 確かにそうですね。異言語という要素にこだわる必要はないのかも。例に挙げられている二つはまたも未見。後者はどこかで一分程度見た覚えがあるのですが、御指摘のように「またバサラ人の話し聞いてないし」程度の感想で終わった記憶が。
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(No.1694) toshi-yk 題名:慰問1 投稿日 : 2000年2月04日<金>23時47分
「ハムド様、スパイの通信により、ザリバースの位置が特定できました。如何なさいますか」
「慰問」
「申し訳ありません。直ちに攻撃の準備を・・・」
「慰問、と言ったのだよ、アベリア」
「慰問・・・ですか」
「僻地に閉じ込められ、日がな一日労働労働。辛かろう、苦しかろう、娯楽が欲しかろう!娯楽といえばお笑いだ。馬鹿どもが思い描く娯楽とはこんなところだろう、やってやるってこの私が!だが私は、知的なお笑いは嫌いだ・・・」

 アベリアはハムドの言葉を心中で吟味する。そうだ、ハムド様の持ち点がついに5点を切ったのだった。第一印象は13点だったのが一時は驚異の794点を叩き出したのに。それでも歴代の男の中では抜群に長持ちしたのだが。どうも近ごろのハムド様は壊れ過ぎで幻滅だ。このあたりで惚れ直させていただきたい。とは言えいつもヘリウッドの中で喰っちゃ寝時々錯乱されては見直しの機会などおぼつかない。今までに無い状況が要る。お笑いの舞台ならうってつけだ。それに久しぶりにあの方から予想外の言葉が聞けた。私の予想を越える言葉を吐ける男は少ない。近ごろのハムド様は予想のうちの最悪の言葉ばかりだったからなおさら新鮮。そうだ、ちょっと細工をして危機的状況にしよう。それでいいところを見せてくれたら感動倍増だな。
 しかしその機会が慰問というのは・・・あ、そうだ。古代研究のなかにあった「モダンガール」、略称モガはばりばり仕事をし、娯楽にも耽る。高度略奪国家の支柱としてばりばり働いているものの、自分には娯楽が欠けている。これは自分のモガへの飛躍のチャンスでもある。決まりだ。

「御意。ただし私もお笑いをやります」
 アベリアの古代研究は、モガは娯楽を提供する側では無く享受する側であることを把握するまでには至っていなかった。
「おおそうか!負けないぞアベリア!」
「ハムド様も、(いいところをお見せしていただければ、100点プラスして差し上げますから)御武運をお祈りします」
「頑張ってくださいね・、だ、アベリア」

 数時間後、ザリバースに二人組の芸人「縁木司令部哄笑係アムド&ハベリア」が慰問に訪れた。広場の高台が舞台。村人全員が広場に集まった。シュウ、サラ、ララ・ルゥの三人も。

「?!あれハムドとアベリアじゃないか。名前も似てるぞ?」
「こんなとこにそんなお偉いさんが来る訳ないでしょ!しかも慰問の芸人よ?そっくりさんに決まってるじゃない。ほんとあんたの言葉は嘘ばっかり!」
「ご免・・・」
「・・・」
 大人は素直さを、子供は信用を欠くこの村、いきなり正体バレの危機は去った。演目開始。

 
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(No.1695) toshi-yk 題名:慰問2 投稿日 : 2000年2月04日<金>23時52分
 まずハムドのお笑い。両手を腰に当て「ヘリウッドは往くよ、シュッポーシュッポー」
 一発芸だった。子供には大受け。シュウ大笑い、サラ軽蔑、ララ・ルゥだんまり。
 次にアベリアのお笑い。「ヘリウッドが対象を大根に限って交易統制を行い、徴発しているそうだ。売れない大根を持て余したある村では大根をハムド氏の似姿に彫って徴発を免れるも売り物にはならず・・・ヘリウッドでは大根を徴発しすぎて、福利厚生大臣(アベリア)自ら大根料理のバリエーション考案に・・・下ろしても下ろしても・・・」
 時事ネタ&自虐ネタだった。大人には大受け。シュウ退屈、サラ満足げ、ララ・ルゥだんまり。

 そんなこんなで二人が何度か入れ替わり立ち代わりし、演目は一通り終わった。アンコールを求める声(客層によって対象が違うため、アビディアと聞こえる)鳴りやまぬ高台の陰。三角座りで意気消沈気味のハムド。

「・・・アベリア・・・」
「は」
「何故全員が笑わぬのだ・・・」
「は?」
「私の時は子供だけ!・・・お前の時は大人だけ・・・許しがたい怠慢!こんなでは慰問とは言えん!だいたいお前のお笑いは私にはちっとも分からん!」
 客の反応がどうだろうが慰問は慰問だ、その「だいたい」は恥ずべき論理の飛躍だ、貴方のお笑いのセンスが下品だから分からないのだ、といった正論と、モガは子供など相手にはしないのだ、という自負と共に、アベリアは機が熟したのを感じた。
「その通りですハムド様。ここの連中はお笑いの何たるかを全く分かっていない。訓戒が必要です」
「そ、そうだろうアベリア、ようし、こいつらにがつんと言ってやる、言ってやるぞこの私が!」。舞台に出ていくハムド。沸き上がる子供の歓声。盛り下がる大人の溜息。

「お、おまえら、私を誰だと思ってる!」絶叫。すると場内の大人に突然嘲笑発生。後ろではアベリアが、密かに用意してきた「アンコール演目:ハムド様現る!!」の垂れ幕を張り終えたところ。

 アベリアは狙い通りの大人の反応にほくそえむ。そう、ザリバースはヘリウッドに見切りを付けた者たちの集まり。見切りの動機は、ここ最近のハムドの醜態を目撃したこと。「こんな奴の下にいるのは、こんな奴のために苦労をするのはごめんだ」。ヘリウッドに残っているのは不運者かニブチンかである。おかげで兵の質も士気も没落、暗殺者に易々とつけこまれたのもむべなるかな。ともあれそんな連中に対してハムドが現状の自らのありのままをさらけ出せば、こうなるのは目に見えている。さらに子供はといえばただ面白くて笑っている。その結果場内全体が笑いに包まれた。計算以上だ。
「ハムド様、この逆境を乗り越えてください。その時、貴方は私の愛し尊敬する貴方に戻ります。私を裏切らないでいただきたい・・・」

 ハムドは混乱した。一方で、怒り狂い、それが笑われるので当惑、おまけにその大半はあからさまな嘲笑、よって次の瞬間ワンレベル上の怒りに転化。夢の永久機関。まじめなつもりなのに笑われるのは辛いことなのだ。普段なら笑ったな死ねのハムドならなおさらだった。他方で、ついに老若男女問わず一斉に受けたことへの喜びもひとしお。彼は計らずも、物まね芸人としての彼を笑う観客を通じて初めて分裂し矛盾した自分に直面することになった。
「な、何がおかしい。もっと笑え。ヒヒ。皆殺しだ!」
 哄笑のボルテージとハムドのテンパりが相乗効果で急上昇。群衆の恐慌と偉大なる個人の感情が天を突き破るかに見えたその時。
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(No.1696) toshi-yk 題名:慰問3 投稿日 : 2000年2月04日<金>23時54分
血走ったハムドの目が一つの存在を発見した。両脇に痙攣状態の少年と震え俯く少女を従え、一人だけ笑っていない、人一倍大きな目から、冷たい視線を発しているその存在はララ・ルゥ。しかしハムドにはもはやその存在が何者なのかに気づく余裕はなかった。見えているのは彼女の冷たい目だけ。

「おい、何で笑わない。笑えよ、ほら、笑えってんだよ!」
 じー。
「な、何だ、何だその目は、止めろ、そんな目で私を見るんじゃない!見るな、見るなよ・・・」
 じー。
「見ないでくれよう・・・ヒイイ!」
「ハ、アムド様!」

 ハムドは逃げ出した。観客の哄笑と万雷の拍手が彼の背を撃つ。あっさり裏切られ放心状態のアベリアにエランバが近づく。
「御苦労だったな。貧しい村だからまともなお礼は出来ないが、交易統制のせいで大根ならたっぷりあるぞ、どうだ」
「それは戦闘の終了次第解除する予定・・・いや、大根なら徴発で間に合って・・・いや、慰問なのだから礼は結構。失礼する」
 アベリア、成年男性中心の圧倒的な拍手と歓声に送られ、ハムドのあとを追う。

「あ、ララ・ルゥ口元ほころんでる。面白かったんでしょさっきの物まねハムド」
「そんなことない」
「そんな隠したって無駄無駄無駄ァ、分かるようになっちゃったからララ・ルゥの気持ち・・・あ、待ってよララ・ルゥ!」
「そういうことあんな内気な子に言うもんじゃないでしょうがバカ」
 八つ当たりである。本当は下賎なお笑いに屈した自分が許せないのだ。
「ご免・・・」

 砂漠を駆け抜ける影二つ。
「アーベーリイアアアア!貴様のせいだ貴様のせいだ貴様のせいだ!何が慰問だ何故反対しなかった!白い目白い目馬鹿にされた馬鹿にされたうううヒイイ!!」
「申し訳ありません(減点1)」
 あと3点。
 ハムドはヘリウッドに帰還の後、間髪入れずザリバース侵攻の命令を下すことになる。
(了)

 参考文献
 荒俣宏「決戦下のユートピア」(文藝春秋1996)
 
 後記:書き込んでしまいました。まじめな談義が再開されそうなところに茶々を入れる形になりましたが、
    無視して続けてください。僕もいずれまたまともなのを書き込みます。
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(No.1697) MINE 題名:ワタリナベさんへ 投稿日 : 2000年2月05日<土>00時33分
>それってあの中にいた人は全員が危険だったってことだよね
>これってみんな気にならないのかなぁ

 うーん、これについては ここの過去ログ読んでいただけるとわかると思いますが、そのへんをみなさん色々書いてます(^_^) かくゆーおいらも多少ですが。(^^)/~~
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(No.1698) MINE 題名:toshiさんへ 投稿日 : 2000年2月05日<土>01時06分
ぶわっはっはっは〜!(>g<)/
おもしろかったです。 toshiさんサイコーっす〜〜m(__)m
ありがとうございましたーm(__)m(^^)/~~

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