第5話
親の遺産を受け継いで一人暮らしをしている思春期真っ只中の少年が世間の眼が届かないのをいいことに広大な屋敷にいたいけな少女を囲って
欲望の赴くままに自分の趣味の世界を作って奉仕させているという噂

ある日の朝─。義貴の無意味な命令にも借金の為に逆らえないいずみと、 既にこの生活を楽しんでいるみつき、そしていずみしか眼中にない安奈。いつもの中林家の日 常が始まった。しかし、義貴の飼っている池の鯉を全てポチが食べてしまい、その分いずみの借金は又しても増えてしまうのだった。

そこに、来客を告げる呼び鈴の音─。
  現れたのは、いずみとみつきの両親だった。二人の事を心配した両親が、家に戻ってほしいと迎えにきたのだ。

しかし、ポチとの同居を許さない父親にみつきは反発。このまま義貴の家に住み続けると言い張る。 義貴も、借金を返さないといずみとみつきは返さないと主張するのだった

そこで、いずみとみつきをかけて義貴と沢渡父は勝負をすることに。